事業主貸と事業主借
個人事業主は事業用の財布と個人用の財布を使い分けることが望ましいですが、そうでない場合は多々あります。
個人の財布から事業用の支払いをしたときや、その逆の時も勘定科目に『事業主貸』『事業主借』などを使います。
・事業主貸とは
個人のお金で支払うべきケースを事業用のお金で支払ったケースが該当します。事業主が個人に貸していると考えます。
・事業主借とは
事業のお金で支払うべきところを、個人のお金で支払ったケースで使います。事業主が個人から借りていると考えます。
事業用の通帳に銀行から利息があった場合や税金の還付や保険の解約に伴う返戻金が会った場合は、事業とは関係ないので『事業主借』を勘定科目して処理します。